理事長挨拶

理事長挨拶

千葉県生コンクリート品質管理監査会議 理事長 勝呂和彦

 平素より、弊工業組合員の生コンクリートに対し、格別のご愛顧を賜り有難く厚くお礼申し上げます。
令和6年1月1日に石川県能登地方を震源とした地震が発生しました。亡くなられた方々には衷心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。被災地の皆様の安全と一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
 平成30年の北海道胆振東部地震、平成28年の熊本地震、平成23年の東日本大震災と甚大な被害をもたらす大地震が起こる日本ではインフラの整備が国を守る事業の一つです。生コンは、主にインフラの維持・補修需要に適した建設資材です。建物、道路、橋の補修や改修などの問題に対処することにより、インフラを維持し、若返らせる上で極めて重要な役割を果たしています。しかしながら、昨今の景気の低迷によるあらゆるコストの値上げ、働き方改革やカーボンニュートラルの取り組みなど多くの課題も抱えております。そのような中でも、今、何が出来るか、何をすべきかを見極めるとともに、組合員各社の経営、安定化、人材育成に貢献していきたいと考えております。経営の健全化は品質の安定や安全の確保などあらゆることの基盤となりますので、弊工業組合としても経営の健全化を後押しし、日々の品質管理の徹底、顧客のさまざまな要求性能を満たした生コンクリートの安定供給に今後もより一層努めてまいります。
 このことから弊工業組合において全体の技術力の維持向上を目指し、千葉県生コンクリート品質管理監査会議に品質管理監査を委嘱し実施していただいております。また、平成23年より千葉県生コンクリート品質会議を立ち上げ、業界の信頼性の向上と品質管理の強化を図るための取り組みを実施しております。
 令和5年度の品質管理監査結果として後掲の57工場へは、兼松議長名にて合格証が交付され、㊜マークの使用が許可されております。㊜マークを表示している工場の生コンクリートは、皆様に安心してご使用していただけるものと確信しております。
 今後もより一層品質の向上を図るため、更なる努力を重ねてまいりますので、是非とも監査合格工場の製品を優先してご使用賜りますようよろしくお願い申し上げます。


千葉県生コンクリート工業組合
理事長 勝 呂 和 彦