理事長挨拶

理事長挨拶

埼玉県生コンクリート品質管理監査会議 理事長 根岸 俊介

 日頃より、弊工業組合員の製品に対し、格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 埼玉県生コンクリート工業組合は、良好な製品を供給すべく「埼玉県生コンクリート品質管理監査会議」のもと、「品質管理監査制度」を推進してきました。本制度は、全国統一の監査評価基準に基づいて121項目にわたって監査を行うものであり、今年で23年目を迎え、着実に成果を上げてまいりました。関係する諸先生方をはじめ皆様には厚くお礼申し上げます。
 この品質管理監査制度では、合格工場には合格証が交付されると共に「㊜マーク」の使用が認められます。この「㊜マーク」に対する社会的評価は高く、工事仕様書等における生コン工場選定では、国土交通省はもとより諸官公庁をはじめ土木学会、建築学会において「㊜マーク」の承認された品質管理監査合格工場から選ぶのが良いとの趣旨が記されております。
 現在、埼玉県の監査では、書類・実地調査及び資材・設備の現認を第三者機関所属の外部監査員によって実施、中立性・公正を確保するとともに、各工場の監査結果を本冊子にて公表し、透明性の確保に努めております。監査結果は、減点法によって表記してありますので、マイナス点が付与される場合がありますが、これは、短所となった部分の改善を図ることを目的としており、品質レベルの維持向上に繋がる健康診断的な結果とご理解いただければと存じます。
 今年の3月で東日本大震災から10年を迎えます。この10年間に国土強靭化の元社会インフラの整備が進んでまいりました。しかし、この間も地震や台風、集中豪雨により、多くの尊い命が奪われ、多くの家や財産が失われてきました。また、道路や鉄道、河川等のインフラが被害を受け、暮らしに甚大な被害を受けてきました。
 自然災害は忘れる前に次から次へと、私たちの想定を超える規模で、想定していない地域でいつでも起こりえます。
 今後も、国土強靭化対策を推進する計画も有り、ますますコンクリートの重要性が見直されると考えられます。今後も安定した良質なコンクリートを供給できるよう品質管理監査制度をより一層推進して参りたいと思います。
 埼玉県生コンクリート工業組合は、品質管理監査制度の事務局活動はもとより、多方面の皆様の期待に沿えるよう一層の努力を重ねてまいりたいと存じます。
 需要家の皆様におかれましては、本冊子により「品質管理監査制度」へのご理解を深めていただくことをお願い申し上げますと共に、是非とも監査合格工場の製品を優先してご使用いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
 なお、生コン業界を取り巻く環境には厳しいものがありますが、組合員の皆様には日常の品質管理の更なる徹底と安定供給にむけてご努力をお願い致します。


埼玉県生コンクリートエ業組合
理事長 根 岸 俊 介