議長挨拶

議長挨拶

埼玉県生コンクリート品質管理監査会議 議長 睦好宏史

 令和2年度はコロナウイルスで始まり、コロナウイルスで終わったと言っても過言ではありません。皆さんは如何お過ごしでしょうか。感染を防止するため、人の移動を極力抑え、また、人が集まらないようにするために、テレワークが最近の働き方の主流となりました。大学の講義もパソコンに向かって行うという味気ないもので、学生も講義に身が入るかどうか心配です。ワクチンの接種が漸く始まり、ウイルスが収束するのも時間の問題だと思います。くれぐれもご自愛専一でお願いします。
 さて、品質管理監査制度は、「レディーミクストコンクリートの日常の品質管理の徹底と安定的供給を実現させ、製造されるレディーミクストコンクリートの品質に関する使用者からの高い評価と信頼性、ならびに理解と協力を得ること」を目的にスタートしてから、20年以上経過しました。この制度は、レディーミクストコンクリート工場を実地に査察し、学・官・産からの委員による監査会議において、各工場の品質管理の取り組み状況を全国統一の適合判定基準に基づいて客観的に判定することを骨子とする制度であり、国土交通省をはじめ諸官公庁、及びそれ以外の発注機関、土木学会、建築学会など各方面から高い評価を頂いております。
 私は、当会議発足以来2019年度まで議長を務められた町田篤彦埼玉大学名誉教授の後任として、2020年度より議長に就任いたしました。前議長の意志を引き継ぎ、本監査制度の運営には厳正に対処し、生コンクリートの品質管理監査制度の推進に努めてまいる所存です。何卒、前議長と同様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 埼玉県生コンクリート品質管理監査会議では、監査は原則として第三者機関からの外部監査員が行い、監査結果は監査会議の承認を受けたのち、本冊子にて各工場の監査結果を公表いたしております。この、中立性、公正性、透明性の3本柱をしっかりと守り、品質管理監査制度を推進して参りたいと存じます。令和3年度は県内59の工場に対して㊜マークが承認されました。これはひとえに各生コン工場の努力の賜物だと思います。
 コンクリートは耐久性が高く、造形の自由度が高い利点を有するため、ほとんどの構造物に使用されており、特にインフラ整備、国土強靭化には無くてはならない建設資材であります。また、最近カーボンニュートラルすなわち脱炭素社会の実現を目指すことが政府の方針として示されました。コンクリート業界も今後はこれに協力していくことは避けられないと思われます。
 レディーミクストコンクリート製造各社の更なるご努力に期待しております。


埼玉県生コンクリート品質管理監査会議
議 長  睦 好 宏 史
埼玉大学 名誉教授・客員教授