議長挨拶

議長挨拶

千葉県生コンクリート品質管理監査会議 議長 重倉祐光

 この度、令和2年度(2020年度)下期総合監査を終え、対象となる59工場(62プラント)全てが合格となり、令和3年度の㊜マークの使用が承認されましたことをご報告申いたします。コロナ禍における不安定な状況下においても、変わらぬ品質水準を維持された工場関係者の皆様、および監査にご協力いただいた関係各位のお力添えに心より感謝申し上げます。
 昨年度、すなわち令和元年度(2019年度)の下期総合監査は、千葉県に甚大な被害をもたらした令和元年房総半島台風および東日本台風の直後に実施されましたが、令和2年度はコロナウイルスとの戦いが続く中での実施となりました。令和元年の暮れごろから報道されるようになったコロナウイルスは、年が明けると国内でも感染が確認され、程なく世界的パンデミックがWHOによって宣言されました。令和2年度は既にコロナの自粛下にあって、4月7日には1回目の緊急事態宣言が発令され、5月25日には解除(1都3県および北海道)されるもののその後も感染は収まらず、年が明けた1月7日には2回目の緊急事態宣言が発令されました。いうまでも無く、令和2年度はコロナの猛威とともにあった1年でした。
 千葉県品質管理監査会議は、このような状況を鑑み、例年6月に実施している確認試験は延期とし、下期総合監査時期に併せて実施することとし、千葉県独自に実施している上期重点監査は残念ながら中止といたしました。下期総合監査は対面によることといたしましたが、三密を避けるために特別委員の立ち会いを取りやめるなど、監査にあたっては十分な感染対策を講じての実施となりました。さらに、これらの監査の結果を確認・審議する品質管理監査会議も、書面決議に変更して対応することとし、関連する幹事会等も全てオンラインでの実施といたしました。なお、生産条件変更などに拠る臨時監査は、緊急事態宣言の発令期間を避けることで対面により実施しています。以上のように、令和2年の品質監査はコロナの状況を見ながら臨機応変に対応することとなりましたが、関係各位のご協力・ご尽力により困難を乗り越えて厳正・公正に実施できましたこと、重ねて御礼申し上げます。
 最後になりましたが、平成10年から平成31年までの21年間に亘り本会議長を務められました重倉祐光東京理科大学名誉教授が、令和2年10月1日に永眠されました。先生のご尽力に改めて感謝するとともに、衷心よりご冥福をお祈りいたします。


千葉県生コンクリート品質管理監査会議
議長  兼 松   学
東京理科大学 理工学部 建築学科 教授