議長挨拶

議長挨拶

千葉県生コンクリート品質管理監査会議 議長 重倉祐光

 この度、令和7年度(2025年度)全国統一監査総合監査を終え、対象となる57工場(60プラント)全てが合格となり、令和8年度(2026年度)の㊜マークの使用が承認されました。今年度は、ここにご報告させていただきますとともに、監査にご協力いただいた関係各位のお力添えに改めまして厚く御礼申し上げます。
 生コンクリート品質管理監査会議は、生コンクリートの品質管理の透明性及び公正性を確保し、市場における信頼性担保を目的として設立されたもので、「全国統一品質管理監査基準」、「全国統一品質管理監査基準チェックリスト」に基づき実施されています。千葉県生コンクリート品質管理監査会議では、下期に実施される全国統一監査総合監査に加え、千葉県独自で例年6月ごろに上期重点監査を実施しており、地域内の生コンクリートの信頼性担保に向けて一層の努力をしてまいりました。
 下期の全国統一監査総合監査は減点方式で行われるなかで、令和7年度(2025年度)は57工場全工場において減点が1項目もなく、高い品質管理水準であることが示されました。これは私が本監査会議副議長に就任した2013年以降初めてのことで、生コンを取り巻く環境は依然として厳しい状況が続く中でこのような結果が得られたことは、まさに各工場の絶え間ない企業努力が現れたものと考えております。
 近年、建設分野における環境配慮の推進がますます加速しており、脱炭素コンクリートや低炭素コンクリートと呼ばれる技術の開発が産官学を挙げて進められています。コンクリートは工業製品の中では供給量が多く、全産業に占める環境に対するインパクトも大変大きいことから、環境配慮に対する期待は非常に高いと考えられます。そのような中で、この3月にはセメントJISの改定により少量混合成分の規定量が10%に引き上げられ、レディーミクストコンクリートの供給サイドとしても今後それらへの対応が必要となっていくことが予測されます。各工場の引き続きの努力により信頼性の高いコンクリートの供給との両立が継続されるものと期待しております。
 本年度も、厳正・公正な品質管理監査の実施に力を尽くしたいと思いますので、引続きのご理解とご支援をお願い申し上げます。


千葉県生コンクリート品質管理監査会議
議長  兼 松   学
東京理科大学 創域理工学部 建築学科 教授