理事長挨拶

理事長挨拶

千葉県生コンクリート品質管理監査会議 理事長 勝呂和彦

 平素より、弊工業組合員の事業活動に格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 生コンクリート業界を取り巻く環境は、長期にわたり厳しい状況が続いております。原材料価格やエネルギーコストの上昇が継続し、需要の減少も見込まれる中、物流体制の制約の深刻化に加え、人手不足や作業員・技術者の高齢化の影響も重なり、安定供給体制の維持はこれまで以上に重要な課題となっております。首都圏の一翼を担い、臨海部の工業地帯や広域物流を支える千葉県においては、生コンクリートの安定供給は地域経済および社会基盤の維持に直結する重要な使命であり、業界一丸となって品質確保と供給体制の強化に取り組んでおります。
 また、房総半島を有する本県は、台風や豪雨など自然災害の影響を受けやすい地域でもあり、ひとたび災害が発生した際には、迅速な復旧・復興への対応が強く求められます。こうした状況において、生コンクリートの迅速かつ安定した供給は不可欠であり、平時からの供給体制の確保と品質の維持向上が重要となっております。
 さらに、カーボンニュートラルの実現に向け、CO₂排出量削減を目的とした低炭素型コンクリートの開発が進められています。こうした取り組みは、単に建設資材の性能を確保するだけでなく、持続可能な社会の実現にも大きく貢献するものです。
 このように、生コンクリートは、インフラ整備、災害復旧、建築物の安全性確保、そして環境配慮の観点からも、地域社会の持続的発展を支える重要な資材であります。今後も、品質の維持向上と安定供給の両立に努め、千葉県の特性を踏まえた取り組みを一層推進してまいります。
 弊工業組合では、全体の技術力の維持向上を目指し、千葉県生コンクリート品質管理監査会議に品質管理監査を委託し、実施しています。千葉県生コンクリート品質管理監査会議では、業界の信頼性向上と品質管理の強化を目的とした取り組みを行っております。
 令和7年度の品質管理監査結果として、後掲の57工場には、兼松議長名にて合格証が交付され、㊜マークの使用が許可されています。これらの工場で生産された生コンクリートは、皆様に安心してご使用いただけると確信しています。
 今後も品質向上に努め、監査合格工場の製品を優先してご使用いただけますようお願い申し上げます。今後とも一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


千葉県生コンクリート工業組合
理事長 勝 呂 和 彦