議長挨拶

議長挨拶

神奈川県生コンクリート品質管理監査会議 議長 菊池雅史

 品質管理監査制度は全国統一品質管理監査基準に準拠し、神奈川県では監査を実施する主監査委員は第三者機関に委託し、公正で中立性・透明性の高い制度です。
 また、監査の実施計画や結果について審議する監査会議は、国土交通省をはじめとする学・官・産の委員により構成され、より良い品質を達成するために熱心な討議を行っております。年度末には監査結果をまとめた本冊子を発刊し、受審工場の監査結果を全て公表しています。この活動は、日本建築学会、土木学会をはじめ、官公庁や建設業界等から高い評価を得ております。
 昨今、品質問題がたびたび発生しておりますが、原因には、「慣れ」による単純なミスが意外と見受けられるようであります。しかし、この「慣れ」による単純なミスによって、工場全体の管理の良し悪しが問われてしまうことにもなり、経営に大変な結果をもたらしてしまうことが往々にしてあります。関係者の皆様におかれましては、このことを肝に銘じて日々の業務に勤しんでいただきたいと思います。この点、品質管理監査制度は全体のチェックをしており極めて意義の高いものになっております。
 地震をはじめとする自然災害の多い我が国においては、コンクリート構造物の防災・減災に対する有用性が再認識されており、将来に備えた防災・減災工事が各地で計画実施され、コンクリートはそれを担う重要な基礎資材となっております。こうしたことから、品質管理を徹底し、良質で信頼性の高いコンクリートを供給することが益々重要になっております。
 神奈川県生コンクリート品質管理監査会議では、今後も厳正に品質管理監査制度の推進に努めてまいります。関係各位のご指導、ご協力を宜しくお願い申し上げます。


神奈川県生コンクリート品質管理監査会議
議 長   菊 池 雅 史
明治大学 元教授