議長挨拶

議長挨拶

神奈川県生コンクリート品質管理監査会議 議長 菊池雅史

 品質管理監査制度は全国統一品質管理監査基準に準拠し、神奈川県では監査を実施する主監査員を外部機関に委託し、公正で中立性の高い制度となっております。
 また、監査の実施計画や結果について審議する監査会議は、国土交通省をはじめとする学・官・産の委員により構成され、より良い品質を達成するために熱心な討議を行っております。今年度の監査につきましては、神奈川県内の新型コロナウイルスの感染者数が多かったことから、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例など種々の注意事項を遵守して、感染防止、監査員等の安全第一を優先に実施しました。
 新型コロナウイルス感染症は猛威を振るい、毎日のように世界全体の感染者数等の統計資料が紹介され、情報提供者が聞きなれないジョンズ・ホプキンス大学となっています。その背景を探るためインターネットで検索すると、「当大学は世界屈指の医学部を有する最難関大学で、附属するジョンズ・ホプキンス病院は世界で最も優れた病院の一つで、また世界最古の公衆衛生大学院を有している」ことが分かり、WHOが統計資料として採用していることに納得できました。
 私が統計に係る講義をした際に調べた中で、ダレル・ハフ著「統計でウソをつく法」に
 ①誰がそういっているのか(統計の出所に注意)
 ②どういう方法で分かったのか(調査方法に注意)
 ③いっていることが違っていないか(問題のすり替えがないか)
 ④意味のあることだろうか(常識に照らしてどこか変ではないか)
と書かれており印象に残っております。皆様も統計資料を参考にすることがあると思いますが、その信憑性やデータの接し方には注意する必要があります。
 神奈川県生コンクリート品質管理監査会議では、今後も厳正に品質管理監査制度の推進に努めてまいります。関係各位のご指導、ご協力を宜しくお願い申し上げます。


神奈川県生コンクリート品質管理監査会議
議 長   菊 池 雅 史
明治大学 元教授